- GANYMEDE株式会社が運営するZETA DIVISIONが、プロゲーマー・配信者のtakera氏をCREATOR部門に迎えたと発表(2025年4月13日)
- takera氏は『ストリートファイター6』で国内外大会に出場中、元『スマブラSP』の強豪ケン使い
- 「ZETAに見合う最高の男に」とコメント、配信活動との両立にも期待集まる
スマブラからスト6へ、進化を続けるプレイヤーが新たな舞台へ

プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」を運営するGANYMEDE株式会社は、2025年4月13日、元『スマブラSP』トッププレイヤーであり、現在は『ストリートファイター6』を主戦場とするtakera(たけら)氏が、同チームのCREATOR部門に加入したことを発表した。
ZETA DIVISIONは、競技シーンのみならずストリーマーやコンテンツクリエイターとの連携を強化しており、今回の加入はその流れを象徴するものと言える。
多彩な経歴を持つ格闘ゲームプレイヤー
takera氏は『スマブラSP』時代、ケン使いとして国内外で知られた存在だ。彼が定期開催していた非公式大会「闘龍門」は、スマブラコミュニティの中でも有名で、多くの有力プレイヤーを輩出する場ともなっていた。
近年は『ストリートファイター6』にフィールドを移し、各地の大会に精力的に出場。キャラクターへの理解度と対戦センスを武器に、安定した成績を残している。
ストリートファイター6が担う「格ゲーの中心地」
『ストリートファイター6』(以下、スト6)は、格闘ゲームの代名詞とも言える「ストリートファイター」シリーズの最新作であり、2023年の発売以降、eスポーツシーンにおける“格闘ゲームの主戦場”として君臨している。
シリーズ特有の緻密な駆け引きに加え、今作では「モダン操作」や「ワールドツアー」といった新機能が搭載され、競技・カジュアルの両面で新規層を取り込むことに成功。現在はCapcom Pro Tour(CPT)を軸に、賞金総額100万ドル超の世界大会が開催されるなど、格ゲーeスポーツの最前線として注目されている。
また、日本・韓国・アメリカ・ヨーロッパといった主要地域から強豪プレイヤーが集い、国際色豊かなプロシーンが展開されている点も特徴だ。
コミュニティからも歓迎の声
- 「ついにtakeraさんZETA入り!ガチで嬉しい」
- 「スマブラコミュニティと他ゲームとの懸け橋になってほしい!」
- 「ZETAの格ゲー部門、これからもっと熱くなりそう」
takera加入がもたらす、スト6シーンとZETAのこれから
takera氏のZETA DIVISION加入は、単なる所属発表にとどまらず、今後の格闘ゲーム業界とチームの戦略の両面で重要な布石となる。
スト6シーンにとっての意味:競技とコンテンツの架け橋
現在の『ストリートファイター6』シーンは、プロツアーを頂点とした競技レイヤーと、TwitchやYouTubeを中心とした観戦・学習・エンタメレイヤーが共存している。
takera氏はこの両面で活躍できる数少ないプレイヤーのひとりだ。競技での実力を持ちながら、わかりやすい解説、落ち着いたトーク、柔軟なキャラ選択など、配信者としての魅力も兼ね備えている。
このような人材がZETA DIVISIONという大手チームに加入したことで、格闘ゲームシーン全体の可視性やブランド力が引き上がる可能性がある。
ZETAにとっての意味:格ゲー文化への本格参入
ZETA DIVISIONにとっても今回の加入は大きな意味を持つ。国内eスポーツチームの中でも、ZETAは特に「競技力×コンテンツ力」の両立を目指すスタイルで知られており、格闘ゲームシーンはまさにその方針に合致するジャンルだ。
takera氏という経験・実績・発信力を備えた人物が中核として加わることで、ZETAが格闘ゲーム分野で新たなカルチャーを築く土台が整う。
将来的には、以下のような展開も見込まれる:
- 国内外大会でのZETA所属選手としての実績構築
- 格闘ゲーム部門の充実や若手育成の可能性
- takera氏主導によるコラボ配信やイベント開催
- 格ゲー×ZETAによる新規スポンサー・IPとの連携
これらが現実となれば、ZETA DIVISIONが「格ゲーシーンの中心的eスポーツチーム」として台頭する未来もあり得る。